2011年9月30日金曜日

オーバルプレート




フランスで見つけたこのオーバルプレートはサイズ、色合い、絵柄ともに
わたしのお気に入りです。
この淡く可憐な風貌とゆとりのある形が使いやすく、色のきれいな食材やお料理をつい盛りつけたくなって
しまいます。
残念ながら、蚤の市で見つけた一点物の為、この一枚しか持っていないのですが、
使用した時に感じる嬉しさを何度も味わいたいわたしは、
割ってしまわぬわぬよう、気を付けながらも頻繁に手に取っているような気がします。

テーブルにルールを作らず、使うお皿はバラバラだけれども、使っていて嬉しくなるような
そんなお皿を使い続けたい。
そう、思います。

2011年9月29日木曜日

東京散歩日和

上京している両親とふらり東京散歩に出かけました。

浅草へやってきました。ここから水上バスに乗ることに。
隅田川に掛かる吾妻橋のたもとから乗船します。

   

船着き場の待ち合い室からは完成間近のスカイツリーも眺める事が出来、
観光気分を満喫。
お天気も良く、アサヒビールの本社ビルにも白く雲が写り込みます。
いざ、出航。


船はいろんな色の橋をくぐり抜け、風を切りながら
のんびりと進んでゆきます。そして浜離宮庭園に到着。


浜離宮庭園は江戸時代に造成された庭園です。
季節の花々が咲き誇り、まさにここは都会の中に残されたオアシスです。
ビル群に囲まれながらもゆったりとした時が流れています。


そこでこんな花畑に出会いました。
 
まるで別世界のようです。


公園を抜けると、すぐに新橋汐留のビル群が姿を現します。

すっかり日も落ち、東京のシンボルも新タワーに負けじと光を放ち始めます。
暮らしながらも未だ知り得ない姿を見せる東京は、
本当に不思議な魅力を持つ街なのです。


おまけ (父撮影)

2011年9月23日金曜日

旅の断片



                                                                                  Photo by  N, Moriwaki   


9月はわたしにとって、特別な香りがします。
暑くもない、寒くもないこの季節。
懐かしいような、寂しいような、それでいてなんだか楽しいような気分になり
そしてどこからとも無く、その香りが漂いだし、
きまって、旅に出たくなります。

そうして訪れるたびに、少しずつ大切に収めてきた旅の断片たち。   
こちらからもどうぞ覗き見てください。→ Photo     

旅、したくなっちゃうかもしれません。          

久しぶりの六本木

本日は六本木の国立新美術館へ知人の展示を見るためやってまいりました。

 その足で東京ミッドタウンに立ち寄りました。久々です。



お外が気持ち良さそうです。ちょっと出てみましょう。




嵐も去り、少し涼しくなったので皆さんのんびりくつろいでいます。

そして、こちらが都会のオアシス檜町公園です。すこし緑が秋めいてきました。



少しだけ秋の訪れを堪能しました。

   


         

     


おまけ 

パパー。パンダとボクどっちが大きいーぃ?
とジャンプの寸前。いいとこ勝負でした。(青山ブックセンターにて)

ぼくはくま







なぜにクマ?
わたしの家には、たくさんの動物が潜んでいます。

シカを筆頭に犬、うさぎ、ブタ、フクロウにシマウマ....etc。
彼らもそんな動物好きのわたしの目に留まり、今ここにいるのです。

やっぱりというべきか、全て彼らは北海道から連れてきました。
本来わたしは、大の付くシロクマ好きなのですが、
彼らは、まっ黒なヒグマです。

つぶらだけれども、まんまるの瞳がこちらを見つめます。

背の高い彼は陶器で出来ていて、背中に丸い栓を乗せています。
さて、なんでしょう。
実は、コレお酒の容器なんです。

旭川市は、古くから酒蔵としても有名で、
彼は旭川を代表する2大酒造のひとつ、高砂酒造の出身なのです。

左手にはお土産包みを抱えている彼の姿から、お土産用として作られたのか、
1合分のお酒が入り、擱かんも出来ます。
そして、景気よく口からお酒を吐き出すという仕組み。
シャレが効いていると言うか、なんと言うか。
ともかく、愛嬌たっぷりです。

わたしの動物好きは、こんな調子で誰にも止められません。( 笑 )


2011年9月22日木曜日

ペイズリーのお皿



こちらは、小林めぐみさんという作家さんの創作された器です。

小林さんとの出会いは、今年の夏に行われた『雑司ヶ谷手創り市』がきっかけでした。
まだ新人の作家さんで、とても柔らかい雰囲気をまとった方なので創作される器にも、
その様子が表情として映っていると感じます。

一緒に写っているフランスの白い器や、横に添えられた日本のぐい呑みとも相性が良く、
様々なシーンで、ジャンルを問わず使用する事ができます。

それもそのはず、器の内側に付けられた文様はエキゾチックな雰囲気を持つペイズリー柄で、
西洋と東洋とを繋ぐ役割をしてくれているのです。

こちらは、以前エジプトに在住されて居た事のある小林さんが、世界各国の旅の途中で
見つけた木印を使用して型押しを施したもので、
印は古くからインドやモロッコなどで使用されている、布に文様を付ける為のもので
そのほとんどは木盤に柄を描き、手で彫り施した一点ものやアンティークです。

そして、その型押しを施した上から釉薬を落とし込み、あえてまだらにムラを付けて焼き上げている為、
仕上がりに変化が生まれ、全てが違う表情になるようです。

少し歪で、丸みがあり、表情の豊かなこの器をわたしはとても気に入り、
現在、企画の段階から小林さんと一緒に、器づくりを進めています。