2011年12月29日木曜日

2011年のご挨拶



年の暮れになりました。
寒さも深まると同時に怒濤の2011年を振り返り、気持ちもしゃきっとして参ります。
大きな地震が起り、たくさんの方がつらく悲しい思いをしたこの年は、
わたしにとって『生きる』道を決心する事となる、考えさせられた年となりました。
2012年はわたしにとって大きな転機となる大切な年です。
大切なことを見極め、まっすぐと一歩一歩進んでゆきたいと思います。


2011年12月26日月曜日

Tokyo street style



Tokyo street style http://www.tokyofaces.com/より

先日、Said karlssonさんという写真家の方にフリーマーケット中にスナップされました。
フリマももう後半に差し掛かり、恥ずかしながら疲れた顔でパチリっと写ってしまいました〜。

Said karlssonさんは、日本在住のスウェーデンの写真家で東京の若者の文化を『Tokyo street style』というサイトを通して、日々写真に撮り収めて世界に発進されています。

淡く柔らかい自然の光を巧みに利用し撮影した、デフォルメしすぎない優しくナチュラルな写真。
とても流暢な日本語で気さくに話される方で彼自身がとても優しい雰囲気を持っているので写真を拝見して納得でした。

また、BLOGもとても興味深いです。
東京の今、若者の今、日本人ではない彼の視線で切り取られた新しいTokyoがそこに。
是非、こちらのサイトを覗いてみられては。

2011年12月22日木曜日

PICASSO


PICASSOは好きです。特別という訳ではないのですが。
けれど、気がつくと部屋にはPICASSOが描いた女性たちがひとつ、またひとつ。
なんでしょう...。魅力があるんですね。やはり。あのPICASSOですからね。


2011年12月20日火曜日

トナカイがやってくる



もうすぐクリスマス。

行事として、我が家はクリスマスらしいことをあまり計画したりはしていませんが、
トナカイのモチーフがやけに気になったりはしています。

では、我が家に潜んでいるトナカイ( あれっ?鹿??)たちをご紹介しましょう。

まず、初めは木彫りのトナカイスプーンです。
デットストックの木彫りスプーンで、手作りらしいザックリとした彫り口で味わいがあります。
無塗装仕上げなので、今後どんどん深みが増してゆくのが楽しみなところです。

そして、こちらはトナカイの照明です。ひょんなことから家へやってきました。
ちょっと大きめで我が家には、可愛らしすぎるかなぁと思っていたのですが、木の梁があったことで
山小屋風の我が家にすっかり馴染み、今では食卓テーブルの上からのぞいているのが、彼のお仕事です。
せっかくなので、クリスマスには赤いリボンでも付けてあげようかなと思っているところです。

ひょうたん蜜ろうそく





国産の蜜蝋100%で作られた、手のひらサイズの蜜ろうそく。

一つひとつが似て否なり。
なぜならば、天然の瓢箪からいただいたカタチから出来ていて、丸みの歪さがまさに愛嬌です。
甘く濃密な香りをまとってコロンとたたずむ姿がなんとも可愛らしいものです。

こちらのろうそく、SAWaKiさんという作家さんが瓢箪から育て、一つひとつを手作りされています。
このろうそくは現在、青空手作り市などでしか手に入れる事の出来ない稀少な物です。
SAWaKiさんのある日のひらめきから生まれた、このひょうたん蜜ろうそくは、人と人を結ぶ物づくりの大切な絆であると感じます。

現在、ミツバチの減少もあり、国産100%の蜜ろうは、たいへん貴重な天然素材です。
わたしたちは、大地や自然から恵みを授かり、少量を大切に使う。

そんなことを、このろうそくから改めて教わります。

それだけでなく、単にこの可愛いフォルムを壊したくなくて、
火を付けられないでいるだけなのかもしれません。笑

2012年の元旦には、このろうそくに灯を点して、香しい濃密な香りに包まれて年を始めてみようと
考えています。

※ 現在、月光舎では小、中の2種類のサイズでひょうたん蜜ろうそくを取り扱っています。
                            小 ¥1,600- 中 ¥2,000-(税込)


2011年12月16日金曜日

刺し子織りの魅力



ある時、とても素敵な風呂敷に出逢いました。

元来の手でチクチクと縫い上げた素朴な刺し子とは、ひと味違った幾何学的で洗練された文様。
あまりに精巧で美しい刺し子のデザインを持つこの風呂敷にどのように作ったのだろうかと、
とても興味を惹かれました。

『刺し子織り』。聞き慣れない織技法です。
刺し子とは、布の強度を強くするためや保温効果を上げるために工夫し施された東北の人々の知恵と技から
生まれました。
それを織り機で布地を織り進めながら、刺し子も同時に刺し施すという特殊な機械技法の刺し子織りによって
文様が施されているとのこと。
1時間に1m程しか織進められない手間の掛かる生地だそうです。

こちらを手がけているのは、福島県の三和織物さん。
4代に渡って織物に携わる家系の大狭健市さんは、1979年に日本民藝館賞を受賞した、そんな刺し子織りの、
日本でたった一人の職人さんです。

時代と共に多様化してゆき、失われてゆく物が多い中、伝統を新たな形で表現し残してゆこうとする事は、
使用する私たちにも守り続けてゆこうと、物を大切にする思いにも通ずる気がします。

2011年12月15日木曜日

GEKKOSHA×カキモリ NOTE

蔵前のカキモリさんと製作したWネームのオリジナルNOTEのサンプルが完成しました!


中の紙質にこだわり、色も3色選びました。
        
裏にはカキモリさんのName入りです。


上質なLinenの生地を表紙に使用し、ライム、スカイ、グレーの3色展開にしてみました。 
革の封緘にはGEKKOSHAの印字を入れ、生地に合わせてリングや印字も金、銀、銅をセレクトしました。
革なのでノートを使用してゆくうち封緘の色合いが深みを増していきます。 
シンプルなようで、じつは細部までこだわりを...というのがこのノート最大の魅力です。    
                       今後は、いろんな色味や柄でも限定展開してゆく予定です。   
   

 お店のOPENに合わせて製作準備中。
乞うご期待!

※ 現在店頭にて上記の3色展開にて取り扱い中です。各¥1.575-(税込み)

カキモリ   http://www.kakimori.com/

2011年12月12日月曜日

one2〜パンチ!





まさにパンチ!
東北とは、豊富な資源を上手に生かし、さらに職人さんの手仕事の技術が本当に高いのだと脱帽します...。

山形県の金山杉を管理される森林組合さんや、何代も続く良質な国産桐を扱う材木屋さんたちと協力し合いながらデザインを起こされる『one2 ecointerior (ワンツーエコインテリア)』さん。

素材、デザイン、ものづくりにこだわって暮らしに寄り添う手頃で、より安全な製品をecoをテーマに生み出されています。

人の手や口に触れるもの。
いまだからこそ、より安全性や素材にこだわって物選びの目を持ち、長く使ってゆけるものを選ばなければと考えます。

2011年12月8日木曜日

柴田慶信商店の曲げわっぱ



先日、池袋全国伝統的工芸品センターで開催されていた『山形のいいもの展』、『秋田県の伝統工芸品展』を
訪れました。

以前より、わっぱに入れたご飯を頂いた時から美味しさに感動を覚え、中でも高い手仕事の技術と用の美を持つ秋田県大館の秋田杉の曲げわっぱに大変注目していました。

この度、光栄にも柴田慶信商店の柴田さんの実演を見せて頂きながら、直接お話させて頂き、大変感慨深いお話もお伺いする事が出来ました。

丸三宝は神社に奉られる為の奉納器ですが、現在は四角の形が主流となっていますが、元来は、丸型であったことや、出雲の伊勢神宮では今でも丸型が使用されている事。

また、曲げわっぱの起源が2000年も前からあった事、材料に妥協の無い本当に材の良いところのみを使用している事、お孫さんの名前から付けられたつくし弁当の誕生のことなど。

柴田さんのわっぱに込めた熱い思いをもっと知りたく、カタログを一部購入させていただきました。

手で創り続けてゆく伝統工芸を長く国内外を問わず、幅広い人々へ伝え続けてゆくため、柴田さんは多忙な最中、いまも実演で人々にわっぱの良さを語り繋いでいます。

曲げわっぱの美しさと匠な技術に勝る、柴田さんのお人柄が更に魅力を注いでいると感じられました。

是非、実演の展示会の際には、足を運んでみられてはいかがでしょうか。

柴田慶信商店   http://magewappa.com/

2011年12月7日水曜日

次回フリマ出品予定のご紹介

次回の、代々木公園フリーマーケットに(12/10土,11日)
        出店予定です。いくつか出品の先行ご紹介をします。 
こんな、1点物のジュエリーも出品します。

色味が可愛いマグカップも出ます。
完売しました

 小型の8mmカメラなんかも出ちゃいます。
完売しました


 その他、続々!
完売しました

完売しました


ご興味があれば、遊びに来て下さいね。
お待ちしています♪

ご来場頂きました皆様、本当にありがとうございました!

代々木公園フリーマーケット 10日    リサイクル推進友の会
                               11日    リサイクル運動市民の会

2011年12月3日土曜日

saana ja olliの世界

                                             pictures: Unto Rautio    http://www.untorautio.com/ 

サーナとオッリ。
二人は2004年にフィンランドのオリパーの森で出会い、恋をし、共にテキスタイルデザインの道へと入ります。
2008年に森の湖畔での休暇中の一週間のうちに、二人は会社を設立し、生み出した最初のプリントが好評を得ます。
そしてそこから始まった『saana ja olli』の世界。

彼らの目標はサスティナブルの理念、生きるもの、環境、自らに対する尊厳を忘れずに、いつの時代も愛される機能的な商品を作る事と唱っています。

自然界から得た発想でデザインされた、親しみやすく楽しい柄は、誰をも優しい気持ちにさせてくれる気がしてきます。

saana ja olli    http://www.saanajaolli.com/