先日、池袋全国伝統的工芸品センターで開催されていた『山形のいいもの展』、『秋田県の伝統工芸品展』を
訪れました。
以前より、わっぱに入れたご飯を頂いた時から美味しさに感動を覚え、中でも高い手仕事の技術と用の美を持つ秋田県大館の秋田杉の曲げわっぱに大変注目していました。
この度、光栄にも柴田慶信商店の柴田さんの実演を見せて頂きながら、直接お話させて頂き、大変感慨深いお話もお伺いする事が出来ました。
丸三宝は神社に奉られる為の奉納器ですが、現在は四角の形が主流となっていますが、元来は、丸型であったことや、出雲の伊勢神宮では今でも丸型が使用されている事。
また、曲げわっぱの起源が2000年も前からあった事、材料に妥協の無い本当に材の良いところのみを使用している事、お孫さんの名前から付けられたつくし弁当の誕生のことなど。
柴田さんのわっぱに込めた熱い思いをもっと知りたく、カタログを一部購入させていただきました。
手で創り続けてゆく伝統工芸を長く国内外を問わず、幅広い人々へ伝え続けてゆくため、柴田さんは多忙な最中、いまも実演で人々にわっぱの良さを語り繋いでいます。
曲げわっぱの美しさと匠な技術に勝る、柴田さんのお人柄が更に魅力を注いでいると感じられました。
是非、実演の展示会の際には、足を運んでみられてはいかがでしょうか。
柴田慶信商店 http://magewappa.com/
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