2011年8月20日土曜日

キッチン風景




目黒に越してきたのは今年の冬でした。

ここは、もともと居住用としてではなく小さな印刷工場として建てられた場所でした。
床はコンクリートの三和土、小さなシンクが、ぽつんとあるだけでした。
そのため収納はほとんどなく、手持ちの少しの家具と木の箱、板きれ、バスケット、バケツや瓶、布を利用し
私らしいキッチンを作る事にしました。

そのため、お皿やグラスはむき出しの状態。
なので物が溢れかえってしまう状態をあえてそれらしく、存在感を持たせ配置してみると
意外とまとまるものでした。
よく使うものは厳選してまとめておくと、使いたいときにすぐ手が伸ばせて機能的でした。
...ですが、コンクリート床の上にお皿が落ちるとあっけなく、そしてもれなく割れてしまうのが悲しいのです。
けれど、この床は汚れなどの気を使わず使えるので気に入っています。

ここで毎日、食事を作り生活を営んでいます。料理同様キッチンにも自分らしい味付けは
機能に勝らず大切であると思うのです。

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