2018年6月16日土曜日

『世田谷・宍戸園のハチミツ』販売会のお知らせ

みなさま、お待たせいたしました!
世田谷成城で果樹園とバラ園、養蜂場を営む『宍戸園』さんの
濃厚で芳醇なハチミツの販売会を今年もご紹介できる事となりました!

『宍戸園』とは世田谷区の成城で300年以上続く歴史ある農家です。

「本当にここは東京!?」
と、疑う程に閑静な住宅街の一角には静かで穏やかなイギリスの田園風景のような景色が広がっています。

宍戸園に一歩足を踏み入れると梅の香りや柑橘類の爽やかで甘酸っぱい香りが広がり、
入り口に立つ樹齢50年程の桜の木が大きく腕を広げて優しく向かい入れてくれました。
現在は果樹園として無農薬のブルーベリーやベルガモット、レモン、オレンジを育てています。

また栽培が大変難しく「バラの女王」と言われている香り高いダマスクローズの栽培など、
規模を広げず丁寧に自然のあるままの姿でと、すべて自然農法で育てています。


宍戸園オーナーの宍戸健晃さんは、300年代々家に続く農業の職を継ぎ、
さらに西洋ミツバチの養蜂を新たに始められました。
そんな宍戸園の代表作といえば、せたがやふるさと区民祭りにて世田谷にゆかりのある
逸品を集めた『世田谷みやげ』の品評会で金賞を受賞した『Seijo Honey』です。
世田谷区の「ふるさと納税」返礼品に採用されています。


通常より高い糖度 81.5~82度以上という『Seijo Honey』は、
熱を加えずに作るローハニーの完熟蜜です。

加熱殺菌処理を行なっている蜂蜜よりも、香りが高く口当たりも良い上、
栄養素が豊富で美容効果もとても高く、
処理にとても手間が掛かる大変に貴重なハチミツです。

宍戸さんは遠心分離機に入れゆっくり丁寧に手で攪拌してゆき、
一瓶ずつ作業しています。

蜂蜜は濃厚な甘さとともに、独特の風味を持ちます。
これは蜂蜜に含まれるビタミン、ミネラル、アミノ酸、有機酸、酵素などの
微量成分に由来しており、とくに宍戸園の17箱の巣箱で大切に育てられた蜂たちは
ブルーベリーや柑橘類、ダマスクローズなどの濃厚な花々の蜜をたっぷりと含んだ
香り高いフルーティなハチミツを作るのです。

今回、月光舎ではそんな宍戸園さんの代表作『Seijo Honey』を中心に、
大変稀少で手間ひま掛けた逸品を5日間限定にてご紹介させて頂きます。


宍戸さんは言います。

宍戸園では野鳥たちが集まり自由に木々にとまり果実をついばみます。
そんな鳥たちも自然の一部。駆除する事なく受け入れ果実を食べさせます。
時に1/3程食べられてしまう事もあるそう!
けれど鳥たちの身体を通って排出される種たちは質の良い養分となり土に還ります。


木々にストレスを与えず自然のままに本来のサイクルや成長を遮らず育てていく事こそが自然農法。

そして毎年、梅→桜→バラ→ブルーベリー→柑橘類→と、
季節毎に順に花々果実が咲き、土は循環してゆきます。
互いに作用し合い土は活かされ植物は育ちます。
時間をかけて作られたそのサイクルの中で宍戸園の蜂たちは
蜜を集め大切に温めハチミツを作ります。

なんて、理にかなったサイクルなのでしょう。
そしてそれは当たり前のようで失われつつあるとても贅沢な事。

食物に生かされる私たちが動植物たちから学ぶ事を実践されている宍戸園。
世田谷の住宅街の中で理念を貫き300年を越えて尚、
大地や動植物と向き合う宍戸園のお味をぜひご堪能下さいませ。


『世田谷・宍戸園のハチミツ』
日時:6/28(木)〜7/2(月)5日間限り
12:00~18:00
場所:月光舎

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